ソンべ焼きのお椀
¥5,500価格
こちらのお品は、ソンべ焼きのお椀です。 ハノイ買い付け二日目、古物店が軒を連ねる通りの店先に積まれたガラクタの中から出会いました。
ソンべ焼きは、ベトナムのビンズオン地方(旧ソンべ省)で1950〜1970年代を中心に作られ、 家庭や食堂で親しまれてきた日常の器です。 職人が手作業で釉薬をかけ、絵付けを施すため、焼きムラやぽつぽつとした凹凸が生まれ、 その素朴さとあたたかみが魅力になっています。
中央に描かれた鳥は夜明けを知らせ、幸運を呼ぶモチーフとして親しまれてきたもの。 そのまわりを囲む蝶は長寿を象徴し、どちらも縁起の良い柄として大切にされてきました。
ベトナム戦争終結後、プラスチックやメラミン製の安価な食器が広まり、 1980年代以降は多くの窯元が姿を消しました。 さらに環境保護政策により薪の登り窯が廃止されたことで、 当時の技法で作られたソンべ焼きは今では「幻の民芸品」とも呼ばれ、 ヴィンテージとしての希少性が高まっています。
買い付け旅の様子は、YouTube にてご覧いただけます。
お買い物とあわせて、旅の空気もぜひお楽しみください。
