鼻煙壺(双魚)
¥17,000価格
「鼻煙壷(びえんこ)」は、17〜18世紀の中国・清の時代に生まれた、小さな密封容器です。 香料を調合した粉末状の嗅ぎタバコを携帯するために作られ、欧米から嗅ぎタバコ文化が伝わったのち、中国独自の美意識とともに上流階級の間で広く愛されました。(欧米では “SNUFF BOTTLE” と呼ばれています)
中国の伝統工芸が凝縮された存在で、「掌上の宝石」「ミニチュア芸術の傑作」とも評されます。 翡翠、瑪瑙、ガラス、金属など多様な素材で作られ、細やかな細工が施されたものが多いのも特徴です。
こちらのお品は、今回のハノイ買い付け初日に訪れた旧市街の古美術店で出会いました。 本体は白銅に近い素材と見られ、緑色のパーツは翡翠のようにも見えますが、質感や色味から、翡翠に似せた別素材の可能性が高いと感じています。
デザインは縁起の良い「双魚」。子孫繁栄を象徴する図柄で、古くから好まれてきた意匠です。 手のひらに収まるほどの小ささながら、どこか華やぎをまとった魅力的な一品です。
買い付け旅の様子は、YouTube にてご覧いただけます。 お買い物とあわせて、旅の空気もぜひお楽しみください。
